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公私雑感②

平成23年9月29日(木)
そもそも旅館的領域の考え方とはどのようなことを指すのだろうか。思いつく事柄を述べてみる。特に仲間(会社・団体・町内会など)と行く温泉旅館において顕著なのは、皆同じ柄の浴衣(旅館名が染め抜かれた)を着ることである。さらに同じ浴衣を着てホテルであれば「公領域」である廊下をそのまま歩いて大浴場へ行き皆で入浴する。さらに食事も浴衣のまま大広間で同じ料理を仲間だけでいただく。その後温泉街(まさに公道・公共の場)へ繰り出していくときも例の浴衣を着ていく。一部屋には数人で眠ることとなる。以上の数例からでも一見ホテル的「公領域」が無いように感じられるが、だからといって旅館的領域全てがホテル的「私領域」であるといたことには至らない。「私領域」の定義にもよるがいわゆる「プライバシー」といった状況は厳密には旅館的領域には存在していないあるいは存在しにくいのである。だからといって「私領域」が無いとも言い切れないのは旅館内の空間ならびに温泉街の領域ほぼ全てが「公」を排した娯楽領域として成立しているのだ。
権威と権力にお任せ依存しがちな「公領域」を意識的に排除することでお任せ依存ではあるものの仲間とともに参加することに基づく「私領域」を限定的に体験していると考えられなくもない。
こうして旅館的領域について考えていくと、ここで「公」に対して使う「私」とはどうも個人としての私ではなく「私たち」といった意味合いが強いような気がする。


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